ウイルス
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授業対象=中学生
実施=2020年6月実施予定


2020.5.18


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全体像


教材


@ ウイルスは、目に見えないほど小さい。たくさん種類があって、ヒトや動物に感染(病気が移る)して、病気を引き起こす原因になる。細菌も小さく、病気を起こす原因になるが、細菌とウイルスは別物だ。ウイルスの最大の特徴は、自分自身では増えることができないということ。他の生物の細胞(体を作っている一番小さい物:人間は約70兆個)に入りこんで、その細胞の中で増えていく。そして、体内でウイルスが増えていくと、さまざまな病気を引き起こす。

A ウイルスが体に入りこんでくる方法はいくつかある。空気中に浮かんでいるウイルスを吸いこんで感染する「空気感染」、せきやくしゃみで飛びちったしぶきを直接吸いこんで感染する「飛沫感染」、ドアノブ・スイッチ・便座に付いたウイルスに触って感染する「接触感染」などだ。

B よく知られているウイルスのひとつに風邪の一種、インフルエンザウイルスがある。インフルエンザは飛沫感染することが多いと言われている。インフルエンザウイルスが体内で増えると、38℃以上の発熱、頭痛や関節痛、のどの痛み、鼻水、くしゃみ、せきなどの症状が現れる。インフルエンザを発症すると、一週間程度で回復するが、中には肺炎や脳症(脳の病気)などの重い病気を引き起こすことがある。インフルエンザは、予防接種を受けることによって予防したり、リレンザ・タミフルなどの薬を服用して症状をやわらげたりすることができる。その点、この度の「新型コロナウイルス感染症」は未だワクチンも治療薬もないので、人々は恐怖を感じていると言われています。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)


題材は
「新型コロナウイルス」


課題はオンライン授業。

新型コロナウイルス感染症により
臨時休校が続きました。
授業の遅れが問題となっています。
これを打開する手だての一つが
オンライン授業(遠隔授業)が注目され
導入されている学校もあります。
この是非について
静との皆さんに自分なりの意見をまとめ
プレゼンしてもらいます。


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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